東京・秋葉原、11年前の2008年6月8日、携帯電話の掲示板に秋葉原で人を殺しますと書かれた直後、事件は起きた。一人の男が人々に襲いかかり死者7人、負傷者10人、平成最悪の通り魔事件と言われた。犯行に及んだのは25歳の派遣社員、加藤智大死刑囚。事件前、加藤は格差に対する不満や社会からの孤立などを書き込んでいた。事件で瀕死の重傷を負った被害者の男性はその言葉に納得出来ないと加藤と向き合い続けてきた。加藤と同僚だった男性は同じ境遇なのになぜ犯行に至ったのか理由を問い続けている。
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