1998年に長野オリンピックでにぎわった、長野県白馬村にあるホテルコパン。2年前に教師を辞めてここで働いている海人祐介(市原隼人)は、千里(清水美沙)という宿泊客の姿を目にして驚がくする。彼女は、教師時代にいじめから救えずに自殺してしまった教え子・守(狩野見恭兵)の母親だった。思わぬ遭遇とそれを機によみがえる記憶で海人は過呼吸になってしまう。一方、宗教団体の教祖・段来示(栗原英雄)やホテルのオーナーの桜木(近藤芳正)といった宿泊客やスタッフもそれぞれ問題に直面していた。
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